タイプが違うからこその恋愛

私は愛されて嬉しいタイプの人間で、彼は愛して嬉しいタイプの人間のようで、だからこそ上手く行っているのでは無いかと思う。
恋愛の楽しみは「いかに愛されるか、愛されているか実感出来るか」にあると思っていたのだが、彼の場合は違っていた。
正直、彼は性格も問題なく、容姿もそれなりに悪くないと思うのだが、それでも恋愛が報われる機会は少なかったらしい。
一方、私は全てにおいて並であり、仕事を中心に生活してきたような人間である。男性陣が求めるような女子力も高くない。
そんな自分なので好きなことを伝えてもらったり、愛されていることを実感できるのは嬉しい限りなのだが、自分が伝える側になるのはあまり得意ではない。
彼の方はどれだけ自分が好きなのかを伝えるのかが好きなようで、しょっちゅう言葉でアピールしてくれるので、嬉しい限りである。
しかし、そんな彼にとって、言葉少ない自分では物足りないのでは?と、思い聞いたことがあるのだが、彼曰く、
「これまでは気持ちが報われる機会が少なかったから、「好き」と言って、笑顔で「嬉しい」とか「ありがとう」とか言ってもらえるだけで、すごく幸せな気分になれる」と言われた。


